2008年暮しの手帖社阿久悠さんが生前、「暮しの手帖」に連載していたという詩をまとめた一冊。 女の子だからといって # by n__hana | 2008-09-14 22:52 | 詩歌
1987年婦人生活社、1993年集英社文庫古本市でもらってきた本、その2。 詩人が書いた、子育ての悲喜こもごも。 「面白い!」とすすめられたことはありましたが、こんなに面白いとは! なまなましくってぐっちゃぐちゃ。 でも、それが魅力的。 なにしろ、「わたしの理想は、ごはんを食べるように妊娠して、うんこをするように分娩すること」というんですから! コドモを実際に育ててみると、ナマのコドモというものから目を離せません。ナマのコドモは、きたなくて、きたないものが好きで、嫉妬ぶかくて、くいしんぼで、うるさくて、自己中心的で、甘ったれで、こわがりで、知りたがりで、融通がきかず、しかし同時に柔軟なものの見方を持ち、立ち直りが早い。やつらがナマを出せば出すほど、オトナからはかけ離れ、オトナであるわたしはいらだたしいうっとうしいうらやましい。 # by n__hana | 2008-09-10 00:08 | エッセイ
2006年筑摩書房会社で古本市をやっていたので、もらってきた本。 「市」といっても、みんな無料! とくしたー♪ そこで、はたと気が付いた。 # by n__hana | 2008-09-09 23:10 | エッセイ
2005年講談社、2008年講談社文庫角田光代さんの短編集では、一番好きかも。 うまい!!とうなるくらい、暗い話がたまらなくいいのです。 悲しいのに、元気が出るのよ。 悩んだときに、ぜひおすすめしたい一冊。 リハビリに付き添っていた基一の姉は、ときおり電話をかけてきて、義父のわがままや、自分が介護を任されていることの不満を愚痴ったが、それを聞くのはいつも基一で、私たちがうまくいかなくなったこととまったく関係がない。私の父母も、新居や家事や子づくりについて口を出すようになったが、それだって、私たちの生活に何か影響を与えたとは思えない。 # by n__hana | 2008-08-28 20:38 | 小説
1998年福音館書店とにかく、子どもをありのまま、受け入れてあげなさい―。 児童精神科医が説く、子育て論。 子どもがいない人もきっと、感動できる、やさしい気持ちになれる本です。 個人の関係でもおなじことがいえます。相手が私のことを、どう思っているかということは、私が相手をどう思っているかということと、ほぼおなじことなのです。これは非常にわかりやすく重要なことです。ですから、こちらが相手を好意的に思えれば、相手だってかならず、そういうふうに思うようになるのです。 # by n__hana | 2008-08-27 20:23 | 批評・思想
2008年集英社文庫恋愛小説の大家、田辺聖子のエッセイ集。 「ジョゼと虎と魚たち」の原作者としても有名。 38歳で結婚し、4人の子どもたちの義母になり育てた人でもある。 それだけに、さわやかでありながら重みのある言葉が多くて、ぐんときました。 まじめで丈夫でさえあれば、何とか命をつなぐことができる。そして、家族、友人など、愛するものに囲まれ、好きなことをして一生を送ればよい。たとえば私だと、ちょっぴりのお酒、季節の野菜やくだものや魚、いい景色、電話をかけることのできる母、毎晩お酒を一緒に飲んでおしゃべりできる夫、健康な娘たちがあれば、もうそれでよい。いまのところ、まだこれに仕事が加わるのだから、実にありがたいことといわなければならない。 # by n__hana | 2008-08-25 22:24 | エッセイ
2008年筑摩書房引き続き、岸本佐知子のエッセイ2冊め。 洋酒会社に勤めていたという、OL時代の話が、リアルすぎて可笑しい。 本当に、会社が大好きだったんやろうなー、いいなあ。 たとえば、あなたは叱られて腰を抜かしたことがあるか。私はある。「恐怖の大王」として誰からも恐れられていたお局様だった。呼びつけられて机の斜め後ろに立つ。無視されること数分。やがてお局様が静かにバインダーを閉じ、こちらに向き直る。「だいだいあなたね」からあと、何を言われたか覚えていない。ただ、その第一声でフロア全体が水を打ったように静まり返ったこと、どこかで内線電話がトルルル、トルルルといつまでも鳴っていたこと、他の人たちが仕事をするふりをしながらペンを持つ手が完全に止まっていたこと、お局様の湯呑みの柄がキキ&ララだったことなどを、今もありありと覚えている。実際は五分たらずの出来事だったが、体感時間は一時間だった。一礼して向きを変え、自分の席に戻ろうとしたら足が上がらない。すーっ、すーっと摺り足で移動する私の姿は、さながら能役者のようだったと、後で語り草になった。 # by n__hana | 2008-08-23 15:12 | エッセイ
2000年白水社、2006年白水uブックス翻訳家として有名な著者の、初エッセイ集。 電車の中で読んでて、ふきだしてちゃって目のやり場に困りました。 シュールで皮肉で辛口・・・でも笑える! 私は非常に後ろ向きな人間である。頭の中はつねに悪い思い出、不吉な予感、自己嫌悪、反省、後悔などで満ちあふれている。何事も、まず考えられる最悪の事態を一通り想定してからでないと安心できない。(中略) # by n__hana | 2008-08-21 16:24 | エッセイ
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